デジカメ(燕岳・槍ケ岳山行) (01/08/15)



今回の山行では、家を出てから帰宅するまでの間に、何と660枚もの写真を撮っていた。予想していたことではあったが、我ながらよくもこんなにたくさん撮ったなあと思う。
途中丸一日雨の日がありほとんど写真を撮れなかったが、それでもこの枚数である。もし晴れていれば軽く800枚は越えたであろう。
従来の銀塩カメラでは、フィルム代やら現像代を考えたらとてもこんな枚数は撮れない。デジカメだからこそである。

デジカメには色々なメリットがあるが、私の写真は構え方が悪いせいでブレてしまうことが多く、ブレたのではないかと思った時には、その場でもう一度シャッターを押し直す。一枚のメモリーカードでも、画質を低めに抑えておけばほとんど枚数を気にしないで写せる事が大きなメリットだ。

撮った写真をインターネットのホームページに使う場合は、大きなデータサイズのものは避けなければならないので、敢えて高画質にしてデータサイズを上げる必要は無く、ほどほどの画質で構わない。
高画質で撮りたい場合というのは、例えば大きなサイズでカラー印刷をする時だと思うが、今まではほとんどその様な必要はなかった。

私のデジカメの用途は、ほとんどが山行記録用である。いろいろなポイントの道標や目印になるようなものまで、何でも撮ってしまう。後で、スライドショーの機能を使って撮った写真を流してみると、自分の行動を明確に思い出すことが出来る。バスの時刻表なども撮っておけば、次回に利用する時の情報として役に立つ。だから、私のホームページに載らなかった写真の何倍もの枚数の写真がパソコンの中に入っている。
しかし、これだけたくさん撮ってもホームページで使えそうなものはほんのわずかしか無いのは、やはり腕のせいでこればかりはどうしようもない。それだからこそ、出来るだけたくさん写して、まぐれの出来ばえの写真を選ぶしかなさそうである。逆にいうと、それだからこそデジカメのメリットを発揮できるのだと思う。

山行中にも、いろいろな方からデジカメを羨ましがられたが、最近は価格も下がってきており小さく軽いので、新たにカメラを買うのなら是非デジカメを買いなさいとその方々に薦めた。槍ヶ岳のあの狭い山頂でも、女子高生らしきグループにデジカメを羨ましがられて薦めてしまった。

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